あなたが姿勢をよくしたいと思っているなら、
知っていただきたいことがあります。
まず、パッと全体の姿を見た時に
目立つところに目が行きますよね
目立って悪いところがあれば、
そこを直そうとするのが普通の感覚でしょう。
子供の頃、猫背になっていると「背中を伸ばしなさい」
と注意されたものです。
たとえば、猫背
背中を伸ばす意識だけで姿勢は良くなるのか
こたえは・・・どう思われますか?
意識することで直せるレベルもあるのかもしれませんが
猫背になる理由が他の所にあるのであれば
意識するだけで直せるレベルではありませんよね
息子を例にしますが、股関節の可動域が小さく
骨盤が後ろに倒れやすい
☟これは、標準の半分くらいです
☟長座の写真がないので、前屈で・・・
息子の場合、長座 すると同じくらい背中がまるく後ろに倒れます
股関節が硬いからコアが機能しなくなったのか
コアが機能しないから股関節が硬くなったのか
子供とは言え、コアが機能していない事による
姿勢の悪さは多いものです。
脚を伸ばして座って(いわゆる長座です)背中をまっすぐに出来ないので
体育座りなんてした日には、背中は後ろにこんもり丸くなります。
かろうじて、椅子に座っていれば何とか骨盤を立てられる。
(それは、姿勢によって股関節の角度が異なるからなんです)
なので、椅子に座っている時だけは
骨盤どうなの?と声を掛けますが、
体育座りに至っては無理な要求になります。
体育座り中に「背中を伸ばしなさい」と
注意されてもどうすることも出来ません
伸ばしたとしたら、うしろにリクライニング状態にするしかなく
一瞬で姿勢が崩壊することが想像できます。
こんなことがあるので、姿勢の悪さは意識をすれば直せるレベルから
どんなに意識しても改善が難しいレベルまであります。
意識しても直す事が出来ない状態の人に
「ヒトは意識で変わる!」
なんて、ムリなことは言わないようにしたいものです。
でも、改善の余地はあります。
この場合、股関節を曲げられるようにすればいいわけです。
股関節が曲げられるようになってからの背筋、姿勢を見ていきます。
目立つのは猫背、でも問題は股関節の可動域にあった、
という1例です。
あなたは、気になっているところはありますか?
「意識する」の結果、ヘンな所に力が入ったり、
マイナスの連鎖にならないようにしてくださいね~
やればいいってものでも
意識すればいいってものでもない
結果に正しくコミットしたやり方をお選びくださいね
現状を正しく知ることも大切です!
それではまた~
フジタユミ
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